昨日外来が終わって、あまりに熱いので
自宅でビデオ鑑賞しました。
シュワルツネッガーの「トゥルーライズ」はかなり楽しめました。
007のようなスパイが家族を愛する平凡な男の一面を持ち
コミカルで胸のすくアクションも満載でした。
木曜日の一例目は、昨日動画で紹介した患者さんです。
S5に2cmの肝がんがあり、栄養動脈にマイクロカテーテルを
進めて、油性造影剤と抗がん剤エピルビシンを混ぜた懸濁液を
門脈がはっきりと描出されるまで流し、ゼラチンスポンジ細片で
栄養動脈を完全塞栓します。


門脈側は懸濁液が血流を遮断しますし、栄養動脈は
ゼラチンスポンジ細片で完全に塞栓しましたので、これで
門脈動脈同時塞栓療法が完成しました。
ガンと周囲の肝組織葉壊死を起こします。
目に見えない転移巣も治療できますので、理想的な治療です。
末梢で治療しますので、肝機能に与える影響も軽微です。
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