昨日は以前ご紹介しましたイタ飯「Bekk(ベック)」さんに行き
美味しいイタリア料理を頂きました。
若いシェフの料理の才能には感心します。
今日はアンギオCTのお話をいたします。
アンギオCTは肝癌の質的診断、
広がり診断になくてはならないものです。
肝臓の門脈血流と動脈血流をきちんと分けて検査できるのは
アンギオCTだけです。
門脈造影下CT(CTAP)、動脈造影下CT(CTHA)で
腫瘍の門脈血流、動脈血流をきちんと検査出来、
数ミリの肝内転移巣もみつけることができます。
さらにシングルレベルダイナミックCTを撮れば
典型的な肝癌ではコロナが見られ他の多血性腫瘍との鑑別が
簡単に出来ます。
この1cmの結節はCTAPで門脈血流がなく、CTHAで動脈血流が豊富で
切除すると、典型的な肝癌でした。


きちんとした術前検査なしに切除やRFAをすると
残った小さな肝内転移巣が急激に広がることがときどきあります。
きちんとした診断はとても重要です。
さて、早いもので4月になりましたね。
今週もガン張っていきますか・!!
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