fc2ブログ
おはようございます。

昨日は以前ご紹介しましたイタ飯「Bekk(ベック)」さんに行き
美味しいイタリア料理を頂きました。
若いシェフの料理の才能には感心します。

今日はアンギオCTのお話をいたします。
アンギオCT肝癌の質的診断、
広がり診断になくてはならないものです。

肝臓の門脈血流と動脈血流をきちんと分けて検査できるのは
アンギオCTだけです。
門脈造影下CT(CTAP)、動脈造影下CT(CTHA)で
腫瘍の門脈血流、動脈血流をきちんと検査出来、
数ミリの肝内転移巣もみつけることができます。

さらにシングルレベルダイナミックCTを撮れば
典型的な肝癌ではコロナが見られ他の多血性腫瘍との鑑別が
簡単に出来ます。

この1cmの結節はCTAPで門脈血流がなく、CTHAで動脈血流が豊富で
切除すると、典型的な肝癌でした。
アンギオCTでの診断
アンギオCTの診断2 組織

きちんとした術前検査なしに切除やRFAをすると
残った小さな肝内転移巣が急激に広がることがときどきあります。
きちんとした診断はとても重要です。

さて、早いもので4月になりましたね。
今週もガン張っていきますか・!!

----------------------------------------------------------
◆ブログランキングに参加してみました。
 皆様の応援がこれからの励みになりますので
 よろしければ、下記バナーを1日1回、クリック頂けますと幸いです。
 これからもよろしくお願いいたします。

  ◆にほんブログ村へ    →  にほんブログ村 病気ブログへ

  ◆人気ブログランキングへ →  人気ブログランキングへ
                      人気ブログランキングへ

  ◆FC2 Blog Rankingへ   →  


テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体