肝癌は、たとえ治癒的切除がなされても、5年で
80%以上の患者さんが再発して来ます。
もし再発がおさえることができるなら、肝癌の予後は
飛躍的に改善します。
だいぶ以前に、長期無再発生存の要因を調べたことがあります。
10年以上無再発だった4人の全員と7年以上無再発
だった5人のうち4人は、ALT(GPT)が20代以下の
正常を続けました。



肝癌治療後に肝機能正常にすることは、重要なことです。
B型なら核酸アナログを投与し、C型ならインターフェロンや
キョーミノCを投与し、できるかぎり肝機能を正常にする必要が
あります。
昨日書いた、奥さんの方は、キョーミノで肝機能が正常となり
肝硬変もかなり良くなりました。
最近は、B型では、核酸アナログ製剤の投与で
再発も減る傾向にあります。
だいぶこのような患者さんも増えてきましたので
さらに検討をしてみたいと思います。
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