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おはようございます。

昨日外来に行きますと、呼吸器外科の先生から
お手紙が来ていました。

6月に紹介したある患者さんについてでした。
経過を診ましたが、結局胸腔鏡手術をし
早期肺腺癌でした。と言うお手紙でした。
胸部CT 高分解能CT

これで今年21人目の肺がんで、80%以上が
早期肺がんで、まず治ります。ほとんどの方が
早期肺腺癌で、小さな胸腔鏡手術(VATS)で治ります。

早期肺腺癌は、胸部MDCTでしか見つけることができません。
幸い保険では、1度に撮れば胸部、腹部のCTを撮っても
腹部だけ撮っても1回分として算定されます。

ですから、当院ではCTを撮る際、患者さんが合意されれば
胸腹部CTを撮るようにしています。以前書いたように
CTの管球は高価な消耗品ですが、肺腺癌はこの時期に
見つけないと、予後不良になることが多いのです。

勿論、皆さんなんの症状もありませんし、胸写で
見つけることはできません。MDCTでスリガラス状の
結節を見つけることが重要です。

今日も2例手術があります。
ガン張っていきますか・・!!

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体