おはようございます。

昨日は、朝早くから、返戻委員会がありました。
とても、むなしい保険返戻がありました。

50台の女性、術後の多発肝がん再発の患者さんです。
肝動脈だけでなく色んな血管から、肝癌は栄養されていました。
何本かのカテーテルを駆使して、一生懸命肝癌を消していきました。

途中、ヨードアレルギーのため、急にショックとなり、
ほぼ心停止の状態となり、大量のステロイドやボスミンを
使用しなんとか救命し、落ち着いたところで
ガドリニユウムを使用し、治療を完結しました。

この患者さんのレセプトには詳しい病状詳記もつけて
保険請求をしましたが、国保の審査では、ステロイドの大部分と
カテーテルの多くと、ガドリニュウムのすべてが減点されて来ました。

最低の救命処置に必要なお薬や、治療に最低必要なカテーテル
やむおえず使用したガドリニュウムを平気で減点してくる
国保の審査には、怒りを通り越して、むなしさを感じました。

医療には最低のルールがあります。医師は患者さんの
救命にはベストを尽くさないといけませんし、
病気を治すためには、最善の方法をとらなければなりません。

その為,医師は勉強と経験を積んでいかなければなりません。
国保の保険審査は、医療の根底を揺るがすものです。

目の前でショックを起こした患者さんを放置し、
ヨードアレルギーが起こったら、何もしないで
死んでいくのを見ていなさい、ショックから立ち直っても
肝癌は放置しなさいと国保の審査は宣言しています。

もともと、保険の審査は間違いや、不正は審査できても
医療の根底を審査できるのでしょうか?

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体