おはようございます。

昨日は、私の治療の長期生存率についてお話しましたが
今日は、局所再発率についてお話します。

肝癌が2cm未満ですと、1回の治療で91.8%が完全に
消えます。3cm未満では86.7%が消えます。

局所再発の要因もわかり、1回目では分からなかった
別の肝癌栄養動脈が存在するときに、再発しても
2回目にその動脈を治療すれば、かなり大きくても
完全に消すことができます。

RFAのように遅発合併症も無く、治療死もありませんので
安全で、かなり外科切除に近い治療効果が得られます。

もっとも良い所は、他の部位に再発しても、門脈動脈同時塞栓療法を
すれば、簡単に再発肝癌を消すことができ、患者さんは
何年たっても、いつも肝癌無しで経過します。


肝機能もほとんど悪くなりませんので、普通に仕事を
続けられます。勿論、定期的にCT検査は受ける必要
あります。

肝癌があまり広がってしまいますと、どうしても
もぐらたたきになりますので、できれば早いうちに
私の治療を受けてらいたいものです。

さて今日も手術があります。
ガン張っていきますか・・！！
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