朝、晩涼しくなり、風邪に注意が必要です。
画像診断の進歩は、ものすごく肝臓の色んな腫瘍の
多くも的確に診断できるようになりました。
でも例外はかならずあります。
この患者さんは、胆道系酵素の上昇があり、調べますと
左の胆管に狭窄があり、肝のS4に2cm位の腫瘍がありました。
ダイナミックCTで、早期相、門脈相、平衡相、5分後で
いずれも染まります。血管腫を考える見え方ですが、胆管狭窄を
考えますと、胆管がんも否定できないと思い外科に送りました。

結果は、S4の腫瘍は繊維成分の多い肝細胞ガンでした。
胆管は、異型性の強いところはありましたが、まだガンには
なっていませんでした。
少し驚きました。B型C型の肝炎ウイルスはありませんし、
肝細胞癌は意外でした。
とても勉強になった1例でした。
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