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おはようございます。

毎日の診療,手術でかなり疲れがたまって来ています。
そんな中、少し嬉しいことがありました。

4月にあるC型の患者さんが、数年ぶりに来院されました。
ぼとぼち、インターフェロン治療も考えたいと言われます。
さっそく、CTなどの検査をしますと、胆のうとその周辺の肝臓に
影があります。胆のう癌、肝内浸潤を疑い検査をおこなって
外科医に送りました。
ダイナミックCT
DIC-CTとエコー

その手術後のレポートによりますと、胆のう癌は漿膜下に
とどまり、リンパ節転移も無く、ステージIIとのことで
肝内に見られた影は炎症であったとのことでした。

治る可能性が充分にあります。一般的に胆のう癌は進行して
見つかることが多く、予後もかなり悪いのですが、ステージIIまでですと
治癒の可能性が高まります。良かったと思いました。

年に1度の検診はやはり必要です。特にC型などの肝炎ウイルスを
持っている方は、肝癌のリスクを考えると必ず定期的に
検査をしなければなりません。肝硬変になってから肝癌が
できると誤解されている方が案外多いのですが、慢性肝炎でも
肝癌は発症します。

C型肝炎では、胆管がんや胆のう癌
通常の人よりは多く発生します。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体