イタリアから帰国そうそう、兵庫県から患者さんが来られたり
胸膜炎の患者さんの治療をしたり、ゆっくりするひまがありません。
兵庫県から来られた患者さんは、この3年間に数度RFAを受けられ
S8の肝癌が、RFAを受けながら局所再発され相談に来られました。


S8の肝癌は15mmぐらいですので、
これは私の治療で簡単に消せますよと説明しましたが、
膵頭部に4cm位のリンパ節転移があり、ステイジIVに
なります。リンパ節転移にまず放射線治療をしてから、私の治療を
しましょうと説明しましたら、いままでリンパ節転移には説明された
ことがなく、かなりがっかりされ、励ましが大変でした。
おこってしまったことはきびしいのですが、
なんとしても治療をきちんとして、良い結果になるようにしますと
約束しました。
肝細胞ガンでは、リンパ節転移はかなりめずらしいのですが
この方で3例目の、RFA後のリンパ節転移です。9例のうちの
3例ですからかなり高率です。私の治療や、外科切除後では
ほとんどリンパ節転移は経験していませんので、RFAと関係が
ありそうです。
日本でも、ヨーロッパでもRFAは肝癌治療の推奨される治療となって
いますが、私はかなり注意のいる治療と思っています。
この方は、肝機能も良く、ガンも小さく、私の治療か外科切除を
受けるべきでした。肝癌を宣告された時点でセカンドオピニオンを
求めるべきです。
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