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おはようございます。

昨日は、3人の肝癌の新患者さんが来られて忙しい外来でした。
そんな中、一人の私の紹介で胃の粘膜切除術を受けられた
患者さんが、お返事を持って来られました。

ご返事には、早期胃がん治癒切除後とありました。
思わず、つくづく自分の目を信じてよかったと思いました。

今年の1月、一人の患者さんの胃カメラをしますと
胃の前庭部小彎に、粘膜不整なびらんを伴う病変があり
生検しますと、グループ4, 胃がん疑いが出ました。
早期胃がんを疑いました

患者さんに説明し、1週間目に再検しますと、グループ3
良性病変疑いと病理の返事が返ってきました。
病理の先生は違っていました。
グループ3でした

患者さんには、カメラで見た目は気になるのでと説明
しまして、3月に再検の胃カメラをしました。
2か月後、明らかに人相が悪くなってきました

カメラでは、見た目はさらに悪くなり、早期胃がん
診断しましたが、帰ってきた病理の返事は、グループ2
少し、異型はあるものの良性病変と帰ってきました。

業を煮やした私は、患者さんに、私も25000人以上
胃カメラをしてきた医者で私は早期胃がんと思う、このまま
経過をみると、手遅れになるといけないので粘膜切除をしてもらって
黒、白をつけようと説明し、九州労災病院の吉田先生に粘膜切除を
してもらいました。

その結果が、早期胃がん治癒切除後だったのです。
つくづく自分の目を信じてよかったと思いました。

それにしても、病理医も選ばないといけないと思いました。
良かった、、、!!

今日は難しい手術が2例あります。
ガン張りますか!!!
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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体