木曜日の1例目は、岡山から来られた
先日ブログでもお伝えしました
びまん型多発肝癌の患者さんの2回目の手術でした。
前回、右葉を治療し、今回は左葉を中心に治療しました。
シスプラチン100mg、エピルビシン40mgを使用し
できるかぎり末梢から、総ての肝癌を治療しました。


2週間で退院してもらいますが
術後、かなり頻繁に検査を受けておられたようですが
もう少し、早く再発を見つけてもらいたいと思います。
切除断端に、再発肝癌の密度が多く、断端再発が
疑われます。術前検査にアンギオCTが、必要です。
アンギオCTなら、mm(ミリ)大の転移巣も見つける
ことができます。
愛媛の患者さんもそうですが、
術前検査の甘さが目立ちます。
手術にしても、TACEにしても、術後、VEGFが
上昇しますので、肝ガンを残すと、再発はひどくなります。
完全に、肝ガンをやっつけてしまわないといけません。
アンギオCTは、肝ガン診断、治療に必須です。
高価で、大きいので普及していませんが
私のように、工夫すれば、医院でも持てるのです。
ブログに書いてありますので、参考にしてください。
なにごとも、熱意と創意工夫が必要です。
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