胃カメラは、早期胃ガンを見つける唯一の手段ですが
術者の技術の差にも左右されます。
胃の入り口、食道と胃の境界部を噴門と言いますが
ここの小さな病変は、見過ごされることが時々あります。
先日、副院長の山口先生が、ここの早期胃ガンを見つけました。
80歳の男性ですが、他の疾患で定期的に受診されていましたが
山口先生が、たまには、胃の検査もしましょうと勧め
胃カメラしました。勿論、無症状です。

すると、胃カメラに隠れそうですが、噴門部に1.0cm位の
陥凹性病変を見つけました。慎重に胃カメラを抜きながら
病変を、拡大狭小画面で観察しますと、早期陥凹性胃がん(IIC)が
疑われ、3か所の生検のうち、2か所から胃がんがでました。

少し、進行していますが、手術すれば、治るでしょう。
胃カメラも技術が、必要です。視野の狭い胃カメラで
全体を観察するには、技術が要ります。
特に、抜去時に慎重に、観察していかないと、噴門や食道の
小さな、病変を見逃します。
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