昨日、肺炎を疑う患者さんが来られました。
胸写(X線)と採血をオーダーしました。
胸写はすぐできますので、右の上肺の立派な肺炎でした。
次に、抗生剤の点滴と胸部CTをオーダーしました。
上肺の肺炎は、普通の肺炎でしたが、右の下肺に
2~3cmの肺がんを疑う影がありました。

次に、喀痰検査で細菌、細胞診、結核菌検査を出しました。
点滴が終わると、採血も出ていましたので、患者さん説明です。
「CRP 16とかなりひどい肺炎です。充分な抗生剤治療が
必要です。下肺の影は、肺がんも疑われます。肺炎の経過とともに
厳重に経過をみて、疑いが強いようなら、呼吸器科を紹介します。」
肺炎は、2次性肺炎もありますし、肺がんはガン死の1位に
なろうとしています。確実に治る早期肺がんは
胸部CTでしか、見つけられません。
CTを撮る良い機会なのです。
年に1度は、胸部CTを撮るべきです。
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