火曜日は、京都からの腎不全、多発肝癌、肺転移の患者さんの
手術でした。RFAを繰り返し今の状態になりました。
前回,7月に治療しましたが、肺転移は少し縮小、左の縦隔腫瘍は
増大傾向にありました。
今回、来られましたら、縦隔腫瘍、肺転移は明らかに縮小しました。

ネクサバール1T投与中ですが、明らかな効果は見られませんので
やはり、私の門脈動脈同時塞栓療法の効果でしょうか。
今まで、肝がんの肺転移の消失例を5例経験していますが
3例は、私の治療後でした。
1例は癌と化学療法に載りましたがNK活性の上昇とともに、
肺転移が消え、免疫学的機序の関与が示唆されました。
もちろん、使用した抗がん剤は、肝臓の次は肺に
流れますので、その効果も考えられます。
今回、肝内の再発は、全てしっかり治療しましたので
肝内の肝癌は消えます。縦隔腫瘍、肺転移も明らかに縮小しています。
予後は、かなり改善するものと思います。
しかし、RFAを受ける前に来てほしかったと思います。
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