B型肝炎ウイルスは、今の日本では、肝癌の原因の10%位ですが
世界では、肝癌原因の最大のウイルスです。
私の門脈動脈同時塞栓療法とB型肝炎ウイルスの治療剤
核酸アナログ製剤の組み合わせは、B型肝癌の予後を改善します。
Dさんは、学校の先生で1995年、肝癌の外科切除を受けました。
その後もB型肝炎が動きますので、私が診るようになりました。
2000年、3.5cmの肝癌が再発し、私の門脈動脈同時塞栓療法で
治療し消えました。
核酸アナログ製剤がちょうど、発売されましたので
保険適用は、ありませんでしたが、治療後投与始めました。


すると、現在に至るまで、肝癌は再発せず、B型肝炎も落ち着き
この13年半の間、休むこともなく、先生を続けています。
総てのB型肝癌の再発を抑えてくれるわけではありませんが、
明らかに、核酸アナログ製剤は、B型肝癌の予後を改善してくれます。
医学は、日進月歩で20年前、肝癌のステージⅠ、Ⅱの10年生存率は
10%でしたが、私の治療では50~30%に改善しました。
再発を抑えるヒントも得ました。
あと少しで、肝癌を克服できるようになるのですが、
息子達の時代になるのでしょうね・・・。
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