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おはようございます。

前回の右横隔膜下動脈、胆嚢動脈塞栓術で巨大肝癌
総てを消してしまうつもりでしたが、そう甘くはありませんでした。

AFPが17800から10600にさがりましたが、横隔膜下動脈のTACE
不完全だったようで、2週間目のダイナミックCTで、肝癌
一部が残存していることがわかり、昨日再治療しました。

案の定、右横隔膜下動脈が再開通しており、肝癌が残存していました。
難しい横隔膜下動脈を、今回は、エピルビシンを使用して
しっかりとTACEしました。
右横隔膜下動脈DSA
治療後のCT

これで、巨大肝癌が消えてくれることを、願っています。
肝癌としての性質もかなり悪いガンです。

これからも、厳しい局面に、
立ち向かわねばならない事と思いますが
希望を捨てずに、頑張って欲しいと思います。
私も、総ての力で頑張ります。

それにしても、ゼラチンスポンジをジェルパートに
かえてから、血管の再開通の時期が早くなりました。
今まで以上に、単なるTACEで終わるのではなく、門脈動脈同時塞栓療法
をするようにしなければなりません。
北九州の諸先生がたも、もう少しまじめにになって、私の治療を
学ばれた方が良いと思うのですが・・・。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体