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おはようございます。
昨日は、2例手術するはめになりました。

昨日お話しました京都からの患者さんを
国立小倉医療センターに紹介しましたが、
肝転移があまりに大きく、破裂の危険もあり、
下大静脈を圧迫しているため、手術のリスクが大きいので、
先に肝転移の治療はできないか?」という返事をもらいました。

患者さんや外科の品川先生に
「1度の治療で消すには巨大すぎますが、
破裂のリスクを減らし、転移の減量はできます。」
と説明しましたら、お願いします。とのことで
急遽17時から、2例目の手術となりました。
治療前DSA

総ての肝動脈からの栄養動脈を、リピオドール16cc
シスプラチン100mg、エピルビシン30mgで
門脈動脈同時塞栓療法しました。
治療後DSA
治療後CT

幸い、患者さんはお元気ですが、ぎっくり腰にはこたえました。

しかし、京都の医師には腹が立ちました。
高価な抗癌剤を、効果も考えず1年も使用し
転移は増大し、大腸がん腸閉塞です。

少しは、医療費のことや、患者さんのことを考えて
医療を行ってもらいたいものです。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体