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こんばんは。

患者のAさんは、昭和63年、腹痛、黄疸で私のところにきました。
肝右葉の、大きな肝癌胆管に浸潤していました。

ただちに、肝動脈塞栓術(TACE)をしますと
治療後、TACE後、CT

黄疸がとれ、状態が良くなり、外科切除をしてもらいました。
切除標本

ガンは約10cmあり、横隔膜に浸潤し、総胆管に浸潤し
胆管腫瘍栓をつくっていましたが
私の治療ですべて壊死していました。
23年間無再発中、ダイナミックCT

それ以後、23年間ガンは再発することなく
Aさんは、今年無事、某有名通信会社を定年しました。

肝癌は、治療できても再発することが多いのですが
B型で、ウイルスが消えた後に、発癌したため
再発しなかったと思います。

でも、ひとつ間違えれば、3カ月で死亡していたのですから
Aさんは、とても運の良い人です。

しかし、日本の会社は厳しく
Aさんは、再雇用されたのですが、給料が7~8万しかなく
Aさんは、いつも嘆いています。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体