一昨日は、肺ガンが見つかりました。
私の患者であるTさんは、
10数年前より高血圧で私のところにかかっていましたが、
昨日お話しました
「年に一度の検査の重要性とは-1」にて
胃ガンを見つけた、Nさん同様、
私が「年に一度は、検査をしなさい!」と言っても
なかなか検査を受けてくれませんでした。
一昨日、2週間前に手を伸ばした拍子に、
左の胸が痛くなったとのことで、私のところにやって来ました。
最近、ガンちゃん先生のところに導入した多列CTのすごさに
おどろいておりますので、
普通の胸部レントゲンと胸部CTの両方を撮りました。
胸写では、全く見えないのですが、

胸部CTでは、
右の肺の心臓の後ろにかなり進行した肺ガンがありました。

残念ながら、かなり進行しており
すぐに近くの病院の呼吸器内科の先生にお願いしましたが
もう手術は出来ないのではないか・・・と思います。
早期肺ガンをみつけるためには、
胸部CTが一番良い方法です。
市や国のやっている検診での胸写、胃トーシでは、
早期にガンをみつけることは、ほとんど無理ですし、
まったくの税金の無駄遣いだと思っております。
Tさんは、脳梗塞をしたことがあり他の大きな病院に定期受診していました・・・
時々 胸写は、撮っていたようですが、
早期の段階でも、そして進行中でもみつけることが出来ませんでした。
ですので、ガンちゃん先生の医院に来られる患者さんには、
症状はなくても年に一回、
定期的にCTや胃カメラなどでの検査をするようにすすめています。
会社の検診だけでは大丈夫!!ということで
定期的に検査をしないと
このように進行してみつかることが多いのです。
市や国のやっている検診や
会社などで行われている通常の定期検診の検査内容を
もっと見直す必要があるのではないでしょうか。
みなさんは、年に一回の検査を受けていますか?
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