昨日、早期胃癌を見つけました。
私の患者であるNさんは、
数年前より高血圧で私のところにかかっていましたが、
私が「年に一度は、検査をしなさい!」と言っても
なかなか検査を受けてくれませんでした。
何か予感がしたのでしょうか。
嫌がっていたNさんが昨日、
胃カメラを受けてくれました。
すると、胃角の上の後壁に5mm位の浅い潰瘍があり、
ⅡC(少し陥凹のある)早期胃ガンでした。

すぐに近くの病院の外科の先生に
腹腔鏡下部分切除をお願いしました。
この早期胃ガンは、治ります。
隆起性の早期胃ガンは、内視鏡切除の良い適応ですが、
陥凹性病変や印かん細胞ガンは、腹腔鏡手術の良い適応です。
胃ガンは早期に見つければほぼ治ります。
Nさんは初めての胃カメラで早期ガンが見つかって
本当に運が良かったのです。
いつも、ガンちゃん先生が、口うるさく
言っていたことがようやくわかってくれたかな?
年に一度の検査の重要性については、
また明日お話いたしますね。
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