昨日は、2.0cmの肝ガンをみつけました。
私の患者であるAさんは
C型慢性肝炎でしたが、10年前にインターフェロン治療で
治っておりました。
その後も、年に一度は検査に来るように説明をしていましたが、
Aさんは、きちんとした方で、
年に一度は必ず検査に来られていました。
幸いに2.0cmですので
私の治療「門脈・動脈同時塞栓療法」で治ります。
確かに、インターフェロン治療でC型が治りますと
肝ガンの発生頻度は、かなり減りますが、
0(ゼロ)にはなりません。
Aさんのように、定期的に検査などで
必ず、フォローしなければなりません。
もともと肝臓は『沈黙の臓器』といわれており、
肝がんが、かなり大きくなっても症状はありません。
ですので、定期的に肝臓をみる検査が必要です。
まずはAさんのCTをみてもらいましょう。



単純 動脈相 門脈相
このようにダイナミックCTの早期相で白くなり、
門脈相で黒くなるのは、典型的な肝ガンです。
最新のCTでは、このように血管までみえ、

三次元表示まで出来ます。
以前、講演会のお知らせを致しましたが、
3月10日に私、ガンちゃん先生こと、岩本昭三の
講演会があります。
日時:2010年3月10日(水)19時~
場所:リーガロイヤル小倉 3F「エンパイアルーム」
講演内容:
「肝ガンの治療30年の経験 肝癌の診断から治療まで」で
肝ガンについて、私の治療法や最新の診断方法、
早期肝癌の診断方法、長期生存のコツまでお話をします。
勉強になると思いますので
よろしければ、ご参加下さい。
------------------------------------------------------------
◆ブログランキングに参加してみました。
皆様の応援がこれからの励みになりますので
よろしければ、クリックをお願いいたします。
◆にほんブログ村へ →

◆人気ブログランキングへ →


◆FC2 Blog Rankingへ →
