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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

癌免疫治療のあれこれ

前回の記事でも書きましたが、
肝臓がんを始め、
これから様々な癌で

癌免疫治療が行われるようになります


オプシーボ、キートルーダと言ったPD-1抗体や
テセントリクと言ったPD-L1抗体
です

(注 肝臓がんにはまだ使用承認が下りておりません)

そもそも
癌免疫とは何かということですが、

癌細胞は
生体にとって
必要の無いい細胞
ですので、

通常では
生体の免疫細胞によって
除去されています


それが、様々なきっかけで
増殖したものが、いわゆる
癌として私たちの目に見える形になるのです


癌細胞は生き残るために、
これらの免疫細胞から隠れながら
増殖する必要があります


この隠れ蓑となるのが、
PD-L1という分子なのです

癌細胞がPD-L1を発現すると
免疫細胞は癌細胞を癌細胞として認識する事が
できなくなります


その結果、癌細胞は免疫細胞からの
攻撃を回避でき、増殖していくのです


とても迷惑な話ですが、
癌細胞の非常に怖い性質の一つです

今、注目されている薬剤たちは、
この隠れ蓑の機能を取り除く薬剤
です

隠れ蓑が無くなった癌細胞は、
丸裸ですので、
免疫細胞たちに除去されてしまいます


そもそも、
癌の組織を見てみますと、

もともと
癌を攻撃する免疫細胞が多い癌と
少ない癌がある事が分かっています


これを免疫学の領域では
Hot と Coldと呼んでいます


ojo

Hotの状況は、
癌を攻撃する免疫細胞が多数
癌の中に存在していることを示します

Coldの状況は
癌を攻撃する免疫細胞が少ないことを示します


オプシーボなどの薬は
Hotの状況の方が効果が出やすい事

様々な研究で分かってきています

ですが、
癌がどのようにして、
Hotな状況や
Coldな状況を作っているのか
・・それはまだまだ明らかになっていません


逆に言いますと、
もともとColdな状況の癌を
何かのきっかけでHotにする事ができると、

オプシーボなどの癌免疫治療が
効きやすくなります


こういう治療方法も今後、
検討されてくる事でしょう
組み合わせ治療ですね

肝臓がんでの承認はまだの様で、
早く使える様になってほしいものです

治療選択肢はいくらあっても構いません
それらは全て、
患者さまの希望に繋がりますから

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

肝臓がんの治療は
今後、大きく変わります


一つ、
とても注目される
治療方法が、

免疫治療と
癌血管を標的とした治療の
併用療法
です

具体的には
オプシーボの様な薬と
レンビマ、ネクサバールなどの薬の併用療法
です


オプシーボの様な薬は
抗PD-1抗体、
抗PD-L1抗体と言いまして、

いま、様々な癌の種類で効果が期待されている
癌を免疫で治療する薬剤
です

それら薬剤の単独の治療効果は
肝臓がんでは
癌を小さくさせる効果が20%程度

まずまず・・と言った治療効果です

これと、
レンビマやネクサバールなどの薬剤を組み合わせた治療が注目されていて、
その効果は50%を超える報告がされています


いまその臨床試験が行われている段階です

レンビマやネクサバールという薬は
癌の血管を抑えることから
血管新生阻害剤
と呼ばれます

癌の血管を抑える事が
免疫治療となぜ相性がいいのか・・・

まだまだ完全には解明されてはいませんが、
たくさんの研究がされています


例えば、
癌の血管を作る物質に
VEGF
というのがありますが、

スライド1

このVEGFは癌の血管だけでなく、
癌の免疫にも関わっているという報告があります


そして、レンビマなどの血管新生阻害剤が
VEGFをブロックしますと、

癌の免疫がしっかりと働くように変化するのです


まだまだ沢山の報告がありますが、
かなりマニアックなので割愛しますが、

よい組み合わせ治療が新たに出てくることは
癌治療に大きな変革をもたらしますので
とても良い事です

楽しみです


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みなさん、
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

今日は朝から
とっても良い知らせが♪♪

私のスウェーデン留学中に
メインで行っていた研究が

ついに、国際雑誌に
アクセプトされました♪♪


2012年に
留学してからですので、
苦節6年・・・

だいぶ・・苦労しました

アクセプトされた雑誌などは、
公表がOKになったらお教えしますね


掲載される雑誌としても
一流、超一流と言える
雑誌なので、

苦労が実った・・
ほっとした気持ちでいっぱいです


はぁ、良かった
たまには良い事あるもんだ♪


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おはようございます

が近づくにつれて
元気が出てきた
2代目ガンちゃん先生です

先週末は、元気ついでに

mito sosu

ガンちゃん先生特製ミートソースパスタを作りました
お肉の旨味を感じられると
家族にも好評のレシピです

本日ご紹介するのは、
一つの論文です

レンビマと呼ばれる
肝臓がんに対する新しい内服薬

近いうちに日本で使用可能となる予定の薬剤です

このレンビマの進行肝臓がんに対する大規模な臨床試験の成績
Lancetという学術誌に報告されたものです

これまで進行肝臓がんには
ネクサバールという薬剤の内服が標準治療でした

レンビマという薬剤も
ネクサバールと同様に癌の血管を抑えることで効果を発揮する薬剤で、

ネクサバールと同等の生存延長効果が得られました

それに加えて、ネクサバールより
癌の増大までの期間の延長効果が優れている事
が確認されています

その効果に最も貢献している理由が、
ネクサバールでは9%の腫瘍縮小効果であったのに対して、
レンビマでは23%


もちろん、23%でも満足のいく腫瘍縮小効果とは言えませんが、
統計学的に意味のある縮小効果が得られたことは
大きなことなのです


副作用に関しては、
ネクサバールで見られた手や足の皮膚に対する障害が
レンビマでは少ない様です
他の高血圧などは頻度が増えているので、その点は注意ですが・・・

肝臓がんに対するカテーテル治療がうまくいかない場合の
次の治療選択肢が増えるということは
良い事ではあるのですが・・・


他の病院で治療されている場合に、
岩本内科に来るタイミングが遅くなる可能性があって、
それはちょっと心配です


途中でも、一度
セカンドオピニオンでも来ていただけると
適切なタイミングで
肝動脈塞栓術、肝動注化学療法、ネクサバール、レンビマなどの
治療選択が提案できるとは思うのですが・・・


治療手段が増えるということは、
それらをどう選択していくかという事が最も大切になります

患者さまは、その選択にはあまり関与できないことも多々あるので、
医師の知識、経験、技術がよい問われてくることでしょう


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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

今週も始まりました

本日、ご紹介するのは

肝臓がん治療の
日本と世界のレベルの違いについて・・・


肝臓がん患者に対して
近年全世界規模の登録試験が行われました

GIDEON試験というものですが・・・
3200名を超える患者さんが登録され、
日本からは500名

他に、欧米、南米、アジア諸国

この様な全世界規模で
一つの試験で肝臓がん患者を登録する試験は
初めてで、
その試験結果を見る事で、
日本の診断・治療のレベルの高さが浮き彫りになりました

まず、
最初の診断からの全体の生存期間

日本では79.6ヶ月
他国では20ヶ月


日本では群を抜いて
長生きしているのが分かりました


全世界共通の治療である
ネクサバールを飲み始めてからの生存期間は

日本では14.5ヶ月
他国では11ヶ月前後


様々な点で
日本が各国より優れている事が明らかになったのです

にもかかわらず・・・

肝臓がんの治療方針、治療戦略などは
かなり欧米に主導されて決められていく傾向があるのも
事実です


もっと日本はガンばらないと

そして、
日本の中でも
まだまだ治療の質が高いとは言えません


治療経過に困って
岩本内科に来られる方が絶えないという事実があります


岩本内科がリードできるくらいにならないと・・いかんです!
それは・・まだまだですが・・・


最良の医療の探求は続きます

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