ガンちゃん先生が行っている肝臓がんの治療を
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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
肝臓がんの治療は
今後、大きく変わります
一つ、
とても注目される
治療方法が、
免疫治療と
癌血管を標的とした治療の
併用療法です
具体的には
オプシーボの様な薬と
レンビマ、ネクサバールなどの薬の併用療法です
オプシーボの様な薬は
抗PD-1抗体、
抗PD-L1抗体と言いまして、
いま、様々な癌の種類で効果が期待されている
癌を免疫で治療する薬剤です
それら薬剤の単独の治療効果は
肝臓がんでは
癌を小さくさせる効果が20%程度
まずまず・・と言った治療効果です
これと、
レンビマやネクサバールなどの薬剤を組み合わせた治療が注目されていて、
その効果は50%を超える報告がされています
いまその臨床試験が行われている段階です
レンビマやネクサバールという薬は
癌の血管を抑えることから
血管新生阻害剤と呼ばれます
癌の血管を抑える事が
免疫治療となぜ相性がいいのか・・・
まだまだ完全には解明されてはいませんが、
たくさんの研究がされています
例えば、
癌の血管を作る物質に
VEGFというのがありますが、

このVEGFは癌の血管だけでなく、
癌の免疫にも関わっているという報告があります
そして、レンビマなどの血管新生阻害剤が
VEGFをブロックしますと、
癌の免疫がしっかりと働くように変化するのです
まだまだ沢山の報告がありますが、
かなりマニアックなので割愛しますが、
よい組み合わせ治療が新たに出てくることは
癌治療に大きな変革をもたらしますので
とても良い事です
楽しみです
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みなさん、
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
今日は朝から
とっても良い知らせが♪♪
私のスウェーデン留学中に
メインで行っていた研究が
ついに、国際雑誌に
アクセプトされました♪♪
2012年に
留学してからですので、
苦節6年・・・
だいぶ・・苦労しました
アクセプトされた雑誌などは、
公表がOKになったらお教えしますね
掲載される雑誌としても
一流、超一流と言える
雑誌なので、
苦労が実った・・
ほっとした気持ちでいっぱいです
はぁ、良かった
たまには良い事あるもんだ♪
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おはようございます
春が近づくにつれて
元気が出てきた
2代目ガンちゃん先生です
先週末は、元気ついでに

ガンちゃん先生特製ミートソースパスタを作りました
お肉の旨味を感じられると
家族にも好評のレシピです
本日ご紹介するのは、
一つの論文です
レンビマと呼ばれる
肝臓がんに対する新しい内服薬
近いうちに日本で使用可能となる予定の薬剤です
このレンビマの進行肝臓がんに対する大規模な臨床試験の成績が
Lancetという学術誌に報告されたものです
これまで進行肝臓がんには
ネクサバールという薬剤の内服が標準治療でした
レンビマという薬剤も
ネクサバールと同様に癌の血管を抑えることで効果を発揮する薬剤で、
ネクサバールと同等の生存延長効果が得られました
それに加えて、ネクサバールより
癌の増大までの期間の延長効果が優れている事が確認されています
その効果に最も貢献している理由が、
ネクサバールでは9%の腫瘍縮小効果であったのに対して、
レンビマでは23%
もちろん、23%でも満足のいく腫瘍縮小効果とは言えませんが、
統計学的に意味のある縮小効果が得られたことは
大きなことなのです
副作用に関しては、
ネクサバールで見られた手や足の皮膚に対する障害が
レンビマでは少ない様です
他の高血圧などは頻度が増えているので、その点は注意ですが・・・
肝臓がんに対するカテーテル治療がうまくいかない場合の
次の治療選択肢が増えるということは
良い事ではあるのですが・・・
他の病院で治療されている場合に、
岩本内科に来るタイミングが遅くなる可能性があって、
それはちょっと心配です
途中でも、一度
セカンドオピニオンでも来ていただけると
適切なタイミングで
肝動脈塞栓術、肝動注化学療法、ネクサバール、レンビマなどの
治療選択が提案できるとは思うのですが・・・
治療手段が増えるということは、
それらをどう選択していくかという事が最も大切になります
患者さまは、その選択にはあまり関与できないことも多々あるので、
医師の知識、経験、技術がよい問われてくることでしょう
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
今週も始まりました
本日、ご紹介するのは
肝臓がん治療の
日本と世界のレベルの違いについて・・・
肝臓がん患者に対して
近年全世界規模の登録試験が行われました
GIDEON試験というものですが・・・
3200名を超える患者さんが登録され、
日本からは500名
他に、欧米、南米、アジア諸国
この様な全世界規模で
一つの試験で肝臓がん患者を登録する試験は
初めてで、
その試験結果を見る事で、
日本の診断・治療のレベルの高さが浮き彫りになりました
まず、
最初の診断からの全体の生存期間は
日本では79.6ヶ月
他国では20ヶ月
と日本では群を抜いて
長生きしているのが分かりました
全世界共通の治療である
ネクサバールを飲み始めてからの生存期間は
日本では14.5ヶ月
他国では11ヶ月前後
様々な点で
日本が各国より優れている事が明らかになったのです
にもかかわらず・・・
肝臓がんの治療方針、治療戦略などは
かなり欧米に主導されて決められていく傾向があるのも
事実です
もっと日本はガンばらないと
そして、
日本の中でも
まだまだ治療の質が高いとは言えません
治療経過に困って
岩本内科に来られる方が絶えないという事実があります
岩本内科がリードできるくらいにならないと・・いかんです!
それは・・まだまだですが・・・
最良の医療の探求は続きます
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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
今日は論文のご紹介
進行肝臓がんで
使われる内服薬には
現在、ネクサバールしかありません
本日ご紹介するのは
今後、日本でも使える様になる可能性がある
薬剤です
レンビマと呼ばれる薬剤です
Jornal of Gastroenterology に
2017年に報告された論文です
このレンビマという薬剤は
血管内皮増殖因子受容体1,2,3
血小板由来増殖因子受容体α
繊維芽細胞増殖因子受容体1,2,3,4
そして、細胞内シグナルの
RETとKIT
様々な癌の血管や
癌の増殖に関わる分子を抑制します
この薬剤の特徴は
この論文での報告では
まだまだ少数例の肝臓がん患者での検証なのですが、
奏効率/癌が小さくなる率が37%
・・
ネクサバールなどでは10%弱

まだ大規模な試験の結果は出ていませんので
結論づけることはできませんが、
縮小が期待できる可能性を示唆するデータが出ております
今年から
ネクサバールが効かなくなった時の薬剤として
スチバーガーが使える様になるかもしれませんし、
そして、このレンビマも使える様になる可能性があります
肝臓がんでは
岩本内科で行うアンギオ治療は
治療戦略に不可欠ですが、
この様な内服の抗癌剤の種類が増える事も
非常に大切なのです
よい薬剤がどんどん開発され、
少しでも救える患者様が増えれば
それで良いのです
今日は
何例の治療だったかな?
いっぱいだったと思います・・汗
さて、
ガンばりますか!
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