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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
なんかですね、研究会終わって、
1週間、全然、休ませてもらえません
いろんな事が起きて、大変で
もう一段のパワーアップを求められているみたいです
・・・
今日は、
動注療法はすごい!といえる
症例を、スライド形式でご紹介
大腸がんの肝転移の患者さまです




この患者さまの治療経過で
最も凄い点は、
最初は、全身の抗がん剤を全く拒否され、
民間療法を受けておられたのが、
副作用がほとんど出なかった動注化学療法を受けられたことにより、
切除後、再発してしまったときに、
全身の抗がん剤治療を受ける心境になられたことだと
私は思います
人の心境をも変える治療
それが、肝動注化学療法なのです
動注療法の力はすごいのです!
大変な日々が続くときは、
グッと堪えて、一歩ずつ進みます
本日も
さて、ガンばりますか
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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
今日は、大雨です
ここ最近の、大雨、うんざりします
特に、福岡県の久留米市は
氾濫することもあるので、大変です
気候の変化に、これまでの治水が対応できていないという事なのでしょうか?
私は、雨、好きな方なのですが、
このどか降りは、嫌いです・・・
さて、今日は、胆道がんのお話
胆道がんとは、
胆管がん、胆のうがん、肝内胆管がん、十二指腸乳頭部がんなどの総称です
膵がんと並ぶ現代の難治がんの一つです
年間2万人を超える方が診断を受けていて、
徐々に増加しています
この胆道がんの問題点は、
効果を示す抗がん剤が少ない事です
ゲムシタビン、シスプラチン、TS-1というのが基本的に
使える抗がん剤です
癌パネル検査でうまく合えば、
ペミガチニブ(ペマジール)という薬剤を使う事ができます
最近の、臨床試験で、
癌に対する免疫を活性化させる免疫チェックポイント阻害剤の
デュルバルマブという薬剤が、胆道がんで効果を示し、
今後、治療選択肢になる可能性が高いです
岩本内科では、このような胆道がんにも、
全身の抗がん剤治療が不応の場合には、
動注化学療法を行います
胆道がんへの、動注化学療法は、
アメリカの動注化学療法の権威のNancy Kemeny氏も
行っています
本日ご紹介のこの患者さまも
胆道がんでご闘病の患者さま
九州他県からのご来院です
手術をされた後の再発で、
全身の抗がん剤も効かなくなったのと、
抗がん剤の影響で、
骨髄が弱り、白血球などが減りやすくなり
十分な量の抗がん剤治療が続けられなくなってしまい、前医では治療不能
岩本内科へご来院されました
肝臓内への転移がある状態
肝動脈からの造影CTを行うと

思った以上に、癌の血流も豊富で、
抗がん剤がしっかりと分布しそうです
カテーテル留置を行い、
肝動注化学療法を開始します

全身の抗がん剤と比べると
少ない量で投与しますので、
骨髄への影響は少なく、治療を継続できています
動注療法の可能性を突き詰めていきます
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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
日中は本当に暑いですね
ブログを書いている早朝の少しの時間だけは、
爽やかな風を感じます
今日は、大腸がん肝転移への動注化学療法のお話
大腸がん肝転移の基本的な治療は
全身への抗癌剤治療です
治療ガイドラインにもそのように推奨されています
一方で、動注化学療法はガイドラインに
どのように書かれているかというと、
“肝動注化学療法は腫瘍縮小率は高いが、生存期間において全身の抗がん剤治療と差が無かった”と記載されています
記載されている治療結果を見てみますと、
2010年前後の臨床試験結果ですが、
フロクスウリジンの動注療法とオキサリプラチン、5-FU、ロイコボリン全身投与の第1相試験が、腫瘍縮小率87%、生存期間中央値22ヶ月
5-FU肝動注とイリノテカン全身投与の第1/2相試験が腫瘍縮小率70%、生存期間中央値49.8ヶ月と記載されています
優れた全身への抗がん剤投与がたくさんあるため、標準治療とされていませんが、結果を見てみると、全然悪い結果では無く、むしろ期待できる結果に見えます
特に、腫瘍縮小率は、極めて高い結果です
もう少し工夫をすれば、よりよい結果が出るのではないかなと思います
本日、ご紹介も
進行大腸がんの患者さま
複数の全身への抗がん剤投与が為されてきましたが
効かなくなり、
残された治療がほとんどないという事で、
ご家族様が探されて、岩本内科に来られました
関西地方からご来院です
原発巣も残っている状態ではありますが、
肝転移は、10㎝を超える病変を主体に
10個程度の病変があります

これ以上拡がると、肝機能が落ちてきて、
肝不全になる危険があります
血管造影を行い、肝臓の血管の評価をまず行います

そして、カテーテルを癌の栄養動脈のある肝動脈に
留置します

ポート呼ばれる接続部を、
足の付け根に埋め込んで手技は終了です
だいたい、1時間から1時間半で
これらの手技を終えます
しっかりと肝臓全体に薬剤が分布することを確認して、
動注療法と全身の抗がん剤治療を行います
良い形でカテーテルを留置する事ができました
効果に期待します
大腸がんの治療を受けておられる患者さまを見てみますと、
治療ができないと判断された時点では、まだまだお元気な方が多くおられるようです
これは、主治医の先生の配慮で、お元気な内に
時間を有意義に過ごしてもらいたいという表れなのではないかと察します
ですが、あきらめずに治療を受けることも、
大切な選択肢ですし、
治療を受けることで、充実し心健やかに時間をお過ごしいただけるのなら
そこには大きな意味があると思います
その中で、効果が出て、治療がうまくいけば、何よりです
まだまだ医学は進歩、進化する必要があります
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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
前回の記事で
大腸がんに対するカテーテル治療について
書きました
基本的には、全身の抗がん剤治療が
企画亡くなってから、3番目-4番目あたりの
治療選択肢に、肝動注化学療法をという考え方ですが、
中には、
最初から
肝動注化学療法と全身治療をうまく組み合わせながら
治療させて頂く場合もあります
たとえば、
この患者さまは
福岡県内の患者さまですが、
大腸がんが見つかり、
既に肝臓に転移した状態での診断となりました

大腸がんは切除して、
抗癌剤の全身治療と言う事でしたが、
80歳を超えるご高齢の方で、
全身の抗がん剤治療はちょっときつかろうという事で、
ご本人、ご家族様が
岩本内科を探されて、
来院された経緯です
CTで確認すると、
肝臓S7に4cm大の病変
他にも肝臓S2にも1.5cm大の病変を認めておりました

血管造影を行い、
肝臓の動脈を評価し、
適切な形でカテーテル留置を行います
この方の血管はかなり難しいタイプでしたが、
最も良い状態でカテーテルを留置することができました
肝動注化学療法と全身抗癌剤治療の組み合わせ治療を開始し、
現在5回の治療が終わったところですが、
癌の血流が低下し、
縮小傾向が見えます
黒くなった壊死部分も増加していて
良い効果が期待できそうです

最初は2週間程度の入院を考えますが、
その後は、3-4日入院を
2-3週に一度行いながら
継続治療を行っていきます
副作用もほとんどなく、
食事もいつも完食、
ご高齢のおじいちゃまですが、
お元気に変わらず過ごして頂きながら
治療が継続できています
お元気にお過ごしいただける姿を見るだけで、
岩本内科に来てくださって、本当に良かったなぁと
ホッとします
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2代目ガンちゃん先生です
今日は、あきらめない大腸がん治療の話
大腸がん、日本人が最も患う可能性の高い癌です
年間14万人が大腸がんの診断を受けています
大腸がんは早期であれば内視鏡的切除もしくは外科的切除が行われ、
進行した状態では、全身の抗がん剤治療が確立しています
大腸がんで最も転移しやすい場所は、肝臓で
進行した状態、転移した状態では、多くの場合が肝臓に癌を持つことが多いです
進行した状態への全身の抗がん剤治療はとっても確立していて、
1番目から3ー4番目くらいまで
治療の順番が決まっています
ですが、実際は3番目くらいから治療の効果はマイルドになってきて、
癌を小さくするというよりも大きくさせないという治療に移り変わってしまい、
治療するDrからもあきらめムードが漂ってきます
例えば、
この患者さま、
2年前に岩本内科に来院された大腸がんを患う患者さま
福岡県内からのご来院です
3年前に、大腸がんが見つかり肝転移を有する状態で見つかり、
大腸は切除
肝転移に対して全身の抗癌剤治療を開始、
一つ目の抗癌剤は少し効果が出ましたが、しびれが出て来て中断、
次の治療に切り替え、なんとか過ごしましたが、徐々に増大、
3番前の抗癌剤に切り替えたものの
副作用も出て、効果も弱く、、、
この流れはよくある流れです・・
一般的には、
3番目の抗癌剤も効果が出ず、4番目の抗癌剤を検討するところで、
岩本内科に来られました
来られた時には、
肝臓の左葉に3-4cm大の肝転移、他にもいくつか認める状態で、

早速、私がカテーテルを留置し、
肝動注化学療法を開始

その結果、肝動注化学療法が
非常によく効いて、全ての癌が縮小、
肝臓の右側の癌は消失したので、
左葉の癌だけ、外科的に切除してもらいました

こういう流れをConversion(コンバージョン)治療と言います
結果的に、
前医であきらめムードだった状態から、
一旦、癌ゼロが得られたのです

ですが、切除後、
少ししてから、また再発を認めたので、
前医で少しの間、全身の抗がん剤治療を行って貰いましたが、
効果が出ず、
改めて、当院で
カテーテル留置をし、肝動注化学療法を再開
もう一回、よく効いてくれて、
明らかに縮小

ですが、治療も長くなってきて、
動脈が狭くなってしまい、
入れていたカテーテルを抜去しないといけなくなり、
一時的に、全身の抗がん剤を投与していると
また、増大してきたので、
今度は、特殊型の留置カテーテル(ReMAPシステムI)を留置し、
動注化学療法を再開しております

3番目の抗癌剤が効かなくなってから、
2年の経過です
大腸がんでも“あきらめない”事で、
次に繋がるのがよくわかる経過です
大腸がんの場合は、全身の抗がん剤治療もとっても大事なので、
まずは全身の抗がん剤治療をお勧めしますが、
3番目、4番目になって、肝臓の転移が問題になっているなら、
動注化学療法は、かなり強い武器になると考えています
何よりも、この方、動注化学療法をしている間も、
副作用はほとんどなく、お仕事しながら
お過ごし頂けているので、
それが一番です
経験が増えてきて、
工夫をすることで
大腸がん、肝転移もうまく
肝動注化学療法で制御する事ができることが見えてきました
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