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2代目ガンちゃん先生です

一日が矢の様に過ぎ去ります

昨日も、岩本内科で
外来と
問い合わせのお返事と
アンギオ治療・・
それから、

大学に帰って
実験の続き・・・

とても充実しているとも言えますが、
ただ目の前の事を一生懸命に取り組んでいるだけの様な気がして
時に不安を感じます・・・


さて、
肝臓がんのカテーテル治療において
一つの大きな敵

それは、APシャントです

APシャントとは、
動脈と門脈の交通を言います

通常の肝臓がんは
癌の動脈⇒毛細血管(類洞/血洞)⇒門脈
というルートで血液が流れます


ですが、
癌が門脈に入り込んだり、
激しく浸潤したりすると


毛細血管(類洞/血洞)を介さず
癌の動脈⇒門脈


というルートが出来てしまうのです

これがなぜ、問題になるかと言いますと・・・

カテーテルを使って癌の動脈まで到達して薬剤を流しても、
すぐに門脈に流れてしまうからです


特に、肝動脈塞栓術/門脈動脈同時塞栓療法では
癌の動脈を塞栓する物質を流しますが、
塞栓することなく、
門脈に塞栓物質が流れてしまう危険があります


門脈に塞栓物質が流れると、
強い肝不全が起こるリスクが高まります


ですので、APシャントは
私の大きな敵の一つです


例えば、
この患者様は

最初、アンギオをした時には
動脈から造影剤を流すと同時に、
門脈が描出される強いAPシャントがある状態
でした

AP

門脈本幹へ達する肝臓がんの浸潤によるものです

治療をしてもほとんど薬剤が溜まらず
数ヶ月、門脈へ流れてしまう状況が続きました


多くの場合、
こういう状況だと
治療する側はあきらめてしまいますが


様々な工夫をして、
あきらめずに
出来る事を一つずつ積み上げる事で


下の画像の様に
APシャントを無くす事ができました


AP after

その結果、
CT画像でも
治療薬剤がよく溜まるようになりつつあります


after CT sasaki

もちろん、APシャントの全てが
この様に改善する訳ではないのですが・・・
この方も、
まだ薬剤が門脈に流れやすいので慎重な加療が必要なのですが、
“あきらめずに”治療を続ければ、
この様な変化が起こる事もあるのです


目の前の患者さまに
どうベストな治療を施すか、
まずはそれに集中です


その先に
次の道が見えてくるはず・
・・

父である初代ガンちゃん先生が
そうしてきた様に・・


という事で、
本日もガンばりますか!

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